MUZUMI
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前回のあらすじ(詳しくはその1を見てネ)

国金から300万借りたいといったら家族会議になった!
話し合いは1時間以上に及んだが、反対された。理由は謎のまま。
これでは終われないぞ…。その思いが私を駆り立てる。


 

話し合いがうまく行かなかったとき、みなさんはどうするだろうか。
私ならこうする。

「話し合いは終わり!」

と俺は言った。ここからは振り返りの時間だ。
俺は壁にもたれかかり、感情を吐き出す準備をする。
視線は斜め下に向け、動かさず、自分と対話する。

「俺は悲しかった」

結構恥ずかしい。ここからずっと独り言をつぶやく。

「なんで悲しかった?」
「親に反対されたから」
「どうして反対されたら悲しかった?」
「親に信頼されてねぇんだ と思ったから」

父「いや、信頼してるよ」

「父は信頼してるという。なぜ俺は信頼されてないと思った?」
「応援されなかったから」そうか、応援されなかったからか。

父「いや応援してるよ。うれしかったよ。」

「なぜ応援されてないと思った?」
「会話が始まったときからずっと批判されたからだ」そうだ、最後まで批判されて応援や励ましや称賛は一言もなかった。
「どうしてNHKというほぼ関係ない話が出てくるんだ」
「独立を期待してるなら、少しは喜ぶイベントのはずだ」
「本来俺が悲しくなるはずがないんだ」
「親が批判して壁を作って拒絶したんだ」

俺「ねぇ、俺は何か悪いことした?たぶんしてないと思うんだけど。
なぜ俺は悲しい気持ちになってるの?おかしいよね。」

攻撃の矛先は親を向いた。

俺「話し合いの初めに、親は俺を拒絶した。それが話がこじれた元凶だ。」

そう言い捨てて俺は風呂に行った。


はーーーーーーーつかれた。
風呂で話し合ったことを振り返る。

悲しい。
一方で、感情をぶつけるのは親に対する態度としてどうなのかと自分に呆れる。

相反する感情で疲れる。こういうときは深く考えず、自己を正当化するのが一番だ。
俺はベストを尽くして行動したし、悪気はない。金銭的な独立はお互いのためになるんだ。立ちはだかる問題を解決するだけだ。


風呂から上がると、姉と父が何やら話し合っていた。

たぶん姉は姉なりの理屈と方法で、話し合いが進むように父に働きかけてくれたんだろう。姉の気持ちに感謝。たまに迷惑とか思っちゃってごめんな。

テーブルを見ると、父は申込書にある程度記入してくれていた。
父の性格が出ている。最終的に折れてくれるだろうと予想できるが、もう一押し必要らしい。

「お、書いてくれてる。」といいながら、俺はテーブルについた。
しばらくすると、父上が口を開く。

父上は疑問を投げ、俺が答えていくやり取りが続いた。

就職できなかったらどうする?と聞かれて、将来の保証はできないよ。今は目標である市の公務員を目指すだけだって。本気で頑張る。と答える。

国金は金利が低い。1.76%で借りれるのだ。利子は15年かけて70万円返すことになるが、リスクの低い借金である。さらに俺は親という保証がまだ生きている。この2点から、国金で借りることで自立心を育てるのはいいことではないか。という話をした。
借金と聞くとリスクが大きいように見えるが、親から300万ダラダラもらうのが他人から貰うだけだ。という理屈もこねる。さすがに理屈こねすぎと思うが、反論を聞きたい という期待があって、あえてバカっぽく話した。実際「借金そのもの」のリスクを知らないのだから、正直にぶつかるしかない。

父からたまに飛んでくる鋭い指摘に冷や汗をかきながらも、先人からのアドバイスは素直に受け入れるよう心掛ける。ううう耳に痛いいいいいいぃぃぃぃいい。

父は、国金はお金がない方のためにあるんじゃないか?と聞いた。俺は、家もあんまりお金ないし、融資してくれるならいいだろうといったが、内心はたじたじである。他人から同じ指摘をされた時、平常心でいられる自信がないからだ。正直借りる理由かっこ悪くね?と思ってもいた。ちょっとだけ。
結局は他人から批判されてでも借りる覚悟を決めた。まずは融資してくれますよーに。

さて、一番厄介な指摘が来る。

父「どうして2年間で300万になったんだ?」
先生がそう決めたから。では答えになってないことはわかる。頭いいので。
でもそれが答えなのだ。さぁ困った。

まずは読者であるあなたに私の考えを説明しよう。
私は、先生が決めた300万円という額だけ借りるのが最善の策である と考えていた。

なぜか。
第一に、先生は、俺だけではなく、我が家の経済事情やその他いろんな可能性を含めてその額を出した風潮があるからだ。(例えそうでなくとも、先生はてきとーな覚悟で人の借金の額を決める人ではない。普段はてきとーだが)もちろん、その額がミスだったとしても自分の責任なのは言うまでもない。
第二に、お金を一切管理せずまともにバイトもしたことがない私には、2年分の生活費の概算などできるはずがない、ひいてはするべきではないと考えていた。
概算して適当な数字を出して満足することは許せなかった

この2つの理由で、俺は先生の言う300万で決断した。

で、

第一の理由を父には説明しなかった。なぜなら、家計を担って来た父のプライドを傷つけたくなかったことと、先生と父が対立する可能性を潰したかったからだ。

だから第二の理由だけ話した。すると父は、概算すべきだという。
父と完全に意見が対立してしまった。

完全に意見が対立したとき、みなさんはどうするだろうか。
私なら、責任を取る人に従う。
この場合は父上に従うべきだ。

そうして俺は生活費の概算と、借金の計算を行った。
親が通帳を持ちだして、手伝ってくれた。

わかったこと

概算なのであらゆる金額を多めに見積もっているが、消費はおそらく300万を超えるであろうことがわかった。アルバイト?をしなければ餓死してしまう!

お金の管理をしたことないやつが概算などすべきでないと思ったが、それは全くの間違いだったと感じた。2年間にわたる資金繰りのビジョンがありありと浮かんでくる。
私は親に、ありがとうございます と言った。自分が間違ってたということは黙っておこう。てへ。

その3に続く

<追記>

日本政策金融公庫のホームページでは、借金返済の計算を行ってくれます。(そちらで調べたところ、私の計算は少しだけ違ってました。)
借金を検討している方はざっと閲覧することを、強くおすすめします。

日本政策金融公庫のホームページ/国の教育ローン

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